張る気
気というものは、散らしてはいけません。注意散漫というやつで、怠惰で、腑抜けで、やる気の無い状態です。かといって緊張して、気が凝るのもよくありません。
幸田露伴は、気は散っても凝ってもだめで、気は張らなければならないと言っています。張る気とは、身心の統一が取れて、余分な力が抜けて気合十分、気力がみなぎっている状態です。
この張る気が身心に実現した状態が、上虚下実ということです。
上虚とは、あらゆる方向に自在に動き出せる状態です。「水は方円の器に従う」というように、即時適正な方向に対応できることです。一方下実とは、ドッシリと安定した状態です。
いわば、上虚とは上体の気が八方に広がっていく感じですあり、下実は気が丹田(腰腹)に向かって集約する感じです。
丹田呼吸法を実修していると、上虚下実が身について、気を常に張っておくことができるようになります。
幸田露伴は、気は散っても凝ってもだめで、気は張らなければならないと言っています。張る気とは、身心の統一が取れて、余分な力が抜けて気合十分、気力がみなぎっている状態です。
この張る気が身心に実現した状態が、上虚下実ということです。
上虚とは、あらゆる方向に自在に動き出せる状態です。「水は方円の器に従う」というように、即時適正な方向に対応できることです。一方下実とは、ドッシリと安定した状態です。
いわば、上虚とは上体の気が八方に広がっていく感じですあり、下実は気が丹田(腰腹)に向かって集約する感じです。
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