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『養生訓』の呼吸法

 江戸時代の健康法のベストセラーに、貝原益軒(1630~1714)の『養生訓』があります。
 益軒は、医師であり儒学者出会った人ですが、一般の人にも人気のあった人物です。 この『養生訓』も、ヒューマニズムに富んだ素晴らしい本で、次のように呼吸法にも触れています。

 調息の法、呼吸を調えしずかにすれば、息ようやく微(かすか)なり、弥(いよいよ)久しければ、後は鼻中に全く気息なきが如し、只臍(へそ)の上より微息往来(びそくおうらい)することを覚ゆ、此(かく)の如くすれば、神気(しんき)定まりこれ気を養う術なり、呼吸は一身の気の出入する道路なり。あらくすべからず。(現代仮名遣いに改めています)
 
 あらい呼吸を廃して、しずかできめの細かい呼吸をすることのすすめです。鼻の中を息が通ることを感じないくらい、呼吸をきめ細かくしなさいと言うのです。臍の方からかすかな息が出たり入ったりする呼吸です。 
 上腹部が柔らかく充実した丹田でないと、このような抑制のきいた呼吸は出来ません。世の達人・名人と言われる人は、こういう呼吸をしているものです。
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プロフィール

鈴木光彌

Author:鈴木光彌
1943年(昭和18)東京都葛飾区水元に生まれる
法政大学法学部卒
在学中は応援団に所属し、副団長を務める
今も、人々に生きる勇気と喜びを鼓吹する応援団を任じている
昭和55年、公益社団法人調和道協会に入会し、丹田呼吸法を学ぶ
以来研鑚を重ね、現在養根塾を主宰して活動中
著書:「丹田湧気法入門」柏樹社(共著)、「丹田を創る呼吸法」BABジャパン、「丹田を創って『腹の人』になる」小学館、「藤田霊斎 丹田呼吸法」佼成出版社

【養根塾】
◇会場: 高輪アンナ会館
東京都港区高輪2-1-13
都営浅草線 泉岳寺駅A2口徒歩5分
◇日時:毎週火 1:00~3:00PM
◇会費:1000円/1回
自由ヶ丘教室 第2・4金 10:30AM
若葉教室 毎週金 6:00PMも併設
お問合せ 090-5405-4763 鈴木
Eメール
mitsuya@wf7.so-net.ne.jp

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