姿勢と呼吸
肺は呼吸の主役でありながら、自ら広げたり縮めたりすることが出来ません。肺を収納している胸郭の拡縮によって間接的に動かされているのです。
胸郭を拡げたり縮めたりするのは、主に肩や胸や背中の姿勢を支える筋肉なのです。つまり、正しい姿勢と正しい呼吸は深い関係があるのです。無理な姿勢をしていると、体幹の筋肉は姿勢を保つことに手いっぱいで、呼吸の方がおろそかになってしまいます。
次は、姿勢と呼吸に関する佐藤通次博士の言葉です。
正しい姿勢は正しい呼吸の基盤としてのみ意味があるし、正しい呼吸は正しい姿勢をおのずから伴っている。
佐藤通次氏(明治34〈1901〉~平成2〈1990〉)は、ドイツ文学者で、『岩波独和辞典』の編纂や、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』や『ファウスト」などの翻訳も多数あります。また、『神道哲理』『仏教哲理』などの著書も多くあり、皇学館大学の学長も務めています。また、『身体論』『武道哲理』等の多くの著述もあります。
佐藤博士の言葉は、「正しい呼吸は正しい姿勢をおのずから伴っている」と続きます。上虚下実の姿勢が完全な呼吸には必須であり、完全な呼吸が上虚下実の姿勢を作っていきます。姿勢と呼吸は相即相入の関係にあります。姿勢と呼吸は両々相俟って身心を錬っていくのです。
胸郭を拡げたり縮めたりするのは、主に肩や胸や背中の姿勢を支える筋肉なのです。つまり、正しい姿勢と正しい呼吸は深い関係があるのです。無理な姿勢をしていると、体幹の筋肉は姿勢を保つことに手いっぱいで、呼吸の方がおろそかになってしまいます。
次は、姿勢と呼吸に関する佐藤通次博士の言葉です。
正しい姿勢は正しい呼吸の基盤としてのみ意味があるし、正しい呼吸は正しい姿勢をおのずから伴っている。
佐藤通次氏(明治34〈1901〉~平成2〈1990〉)は、ドイツ文学者で、『岩波独和辞典』の編纂や、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』や『ファウスト」などの翻訳も多数あります。また、『神道哲理』『仏教哲理』などの著書も多くあり、皇学館大学の学長も務めています。また、『身体論』『武道哲理』等の多くの著述もあります。
佐藤博士の言葉は、「正しい呼吸は正しい姿勢をおのずから伴っている」と続きます。上虚下実の姿勢が完全な呼吸には必須であり、完全な呼吸が上虚下実の姿勢を作っていきます。姿勢と呼吸は相即相入の関係にあります。姿勢と呼吸は両々相俟って身心を錬っていくのです。
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