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ストレスと丹田呼吸

 新進気鋭の生理学者ハンス・セリエが、「ストレス学説」を発表したのは、1936(昭和11)年のことでした。この28歳のカナダ人が、工学用語から転用したストレスという言葉は、今では一般に広く普及しています。
 感染症がほぼ克服された現在、治療の難しい病気というと、ストレスが原因ないしは遠因となっているものが多くを占めています。
 ストレスの元祖ハンス・セリエに、「現代のストレスの救いは、東洋の感謝と知足の原理である」という言葉があります。 一方調和道丹田呼吸法を創始した藤田霊斎は、「反省と感謝」を、心を安らげ調和するために重要な実践徳目であることを唱えています。
 西洋の生理学者が、東洋古来の丹田呼吸法を説く藤田霊斎と同じような結論に到っていることは、大変興味深いことです。
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プロフィール

鈴木光彌

Author:鈴木光彌
1943年(昭和18)東京都葛飾区水元に生まれる
法政大学法学部卒
在学中は応援団に所属し、副団長を務めていたが、今も、人々に生きる勇気と喜びを鼓吹する応援団を任じている。、
昭和55年、公益社団法人調和道協会に入会し、丹田呼吸法を学ぶ
以来研鑚を重ね、現在養根塾を主宰して活動中
著書:「丹田湧気法入門」柏樹社(共著)、「丹田を創る呼吸法」BABジャパン、「丹田を創って『腹の人』になる」小学館、「藤田霊斎 丹田呼吸法」佼成出版社

【養根塾】
◇会場: 高輪アンナ会館
東京都港区高輪2-1-13
都営浅草線 泉岳寺駅A2口徒歩5分
◇日時:毎週火 1:00~3:00PM
◇会費:1000円/1回
自由ヶ丘教室 第2・4金 10:30AM
若葉教室 毎週金 6:00PMも併設
お問合せ 090-5405-4763 鈴木
Eメール
mitsuya@wf7.so-net.ne.jp

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