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ポジティブ・シンキング

 以前、読売新聞の「編集手帳」欄に、次のような小学校3年生の男の子の詩が紹介されていました。

  《交かん》
  人間ってね 
  イヤなことが 
  いっぱいたまると
  幸運と交かんできるんだよ


 毎日の生活で出会うイヤなことは、幸運と交換できる金貨のようなものなのだ、と、この少年はいうのです。イヤなことから逃げずに、むしろ歓迎するという究極のポジティブ・シンキングです。
  「絶望は愚者の結論である」と、英国ヴィクトリア朝時代の首相であったベンジャミン・ディズレーリ(1804~1881)は言っています。問題には必ず解決が用意されていることを信じて、何があっても絶望的にならず、いつも楽観的に希望を持って生きていきたいものです。何があっても絶望することを知らない人には、悪運のほうが根気負けして逃げていきます。
 私たちは自分を守ろうとして、重い鎧を着こんで生きているところがあります。悲観というものも、自分を守ろうとして着こむ鎧なのです。その鎧の重さが、絶望感として感じられるのです。修行は力んで行うものではありません。自我防衛の鎧を脱いで、肩の力を抜き、楽観的に生きるのが修行です。
 養根塾では、「波浪息」という呼吸法を行います。「波浪息」は、自我防衛の鎧を脱ぐための最良の方法です。

※7月10日(火)の養根塾はお休みです。
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鈴木光彌

Author:鈴木光彌
1943年(昭和18)東京都葛飾区水元に生まれる
法政大学法学部卒
在学中は応援団に所属し、副団長を務めていたが、今も、人々に生きる勇気と喜びを鼓吹する応援団を任じている。、
昭和55年、公益社団法人調和道協会に入会し、丹田呼吸法を学ぶ
以来研鑚を重ね、現在養根塾を主宰して活動中
著書:「丹田湧気法入門」柏樹社(共著)、「丹田を創る呼吸法」BABジャパン、「丹田を創って『腹の人』になる」小学館、「藤田霊斎 丹田呼吸法」佼成出版社

【養根塾】
◇会場: 高輪アンナ会館
東京都港区高輪2-1-13
都営浅草線 泉岳寺駅A2口徒歩5分
◇日時:毎週火 1:00~3:00PM
◇会費:1000円/1回
自由ヶ丘教室 第2・4金 10:30AM
若葉教室 毎週金 6:00PMも併設
お問合せ 090-5405-4763 鈴木
Eメール
mitsuya@wf7.so-net.ne.jp

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