至誠の呼吸
岡田一好著『生命の医学(禅と食・息・道)』という本を読んだのは、30年以上も前のことでした。著者は医師ですが、求道の心の篤い人で、「大安般守意経」という、呼吸について説かれた仏教経典にも深く通じていたようです。
何といっても、呼吸を「道」「至誠」「人格の完成」に結び付けていることに興味を覚え、何度も読み返したものでした。
その中でも次の言葉は、深い感銘を受け、呼吸の道を探究するきっかけとなりました。
「道」とは真に呼吸することであります。物に没入するとは呼吸の至誠に徹することであります。本当の「呼吸」ができれば、それが人格の完成であります。
・・・・略・・・・
人は「今ここ」に真剣に必死となって至誠の呼吸をすれば、それ以外に何もないのであります。
「『今ここ』に真剣に必死となって至誠の呼吸」をすること、それはとりもなおさず丹田呼吸そのものです。人間の根を養う完全な呼吸です。丹田呼吸の一日わずかな実修でも、その蓄積によって、根を養い、幹を育て、花を咲かせ、実を成らすことになるのです。
何といっても、呼吸を「道」「至誠」「人格の完成」に結び付けていることに興味を覚え、何度も読み返したものでした。
その中でも次の言葉は、深い感銘を受け、呼吸の道を探究するきっかけとなりました。
「道」とは真に呼吸することであります。物に没入するとは呼吸の至誠に徹することであります。本当の「呼吸」ができれば、それが人格の完成であります。
・・・・略・・・・
人は「今ここ」に真剣に必死となって至誠の呼吸をすれば、それ以外に何もないのであります。
「『今ここ』に真剣に必死となって至誠の呼吸」をすること、それはとりもなおさず丹田呼吸そのものです。人間の根を養う完全な呼吸です。丹田呼吸の一日わずかな実修でも、その蓄積によって、根を養い、幹を育て、花を咲かせ、実を成らすことになるのです。
スポンサーサイト