陽気に暮らす
明けましておめでとうございます。
皆様には、どのような元旦をお迎えになりましたでしょうか。
陰から陽に向かうお正月の朝の光は、格別すがすがしいものがあります。
江戸時代の神道家である黒住宗忠(安永9年(1780~嘉永三年(1850)は、「御陽気修行」を提唱しています。朝、東の空に昇る太陽を、息を吸うと共に腹に収める修行で、次のように述べています。
「御陽気(ごようき)を吸うて下腹をはり、日々怠らず年月を重ねる時は臍下気海丹田(さいかきかいたんでん)金石(きんせき)の如く堅くなる。かくならざれば道人とは云い難し。……御陽気臍下に集合積重団結すれば病なく身体総(すべ)て健剛なり。」
これは黒住宗忠自身の体験によって創始された方法です。宗忠自身が重度の結核で死を覚悟し、縁側に坐って太陽に向って呼吸を調えていたら、太陽が口から飛び込むような感覚になって、結核を克服したというものでした。これは、白隠禅師の『夜船閑話』で語られる体験と軌を一にしていて、興味深いものがあります。
そしてまた、養根塾でも実修している藤田霊斎師の創案による「太陽息」に引き継がれております。
日々丹田呼吸法を実践して、陽気に笑顔で暮らす一年でありたいものです。
皆様には、どのような元旦をお迎えになりましたでしょうか。
陰から陽に向かうお正月の朝の光は、格別すがすがしいものがあります。
江戸時代の神道家である黒住宗忠(安永9年(1780~嘉永三年(1850)は、「御陽気修行」を提唱しています。朝、東の空に昇る太陽を、息を吸うと共に腹に収める修行で、次のように述べています。
「御陽気(ごようき)を吸うて下腹をはり、日々怠らず年月を重ねる時は臍下気海丹田(さいかきかいたんでん)金石(きんせき)の如く堅くなる。かくならざれば道人とは云い難し。……御陽気臍下に集合積重団結すれば病なく身体総(すべ)て健剛なり。」
これは黒住宗忠自身の体験によって創始された方法です。宗忠自身が重度の結核で死を覚悟し、縁側に坐って太陽に向って呼吸を調えていたら、太陽が口から飛び込むような感覚になって、結核を克服したというものでした。これは、白隠禅師の『夜船閑話』で語られる体験と軌を一にしていて、興味深いものがあります。
そしてまた、養根塾でも実修している藤田霊斎師の創案による「太陽息」に引き継がれております。
日々丹田呼吸法を実践して、陽気に笑顔で暮らす一年でありたいものです。
スポンサーサイト