宇宙との対話としての呼吸
呼吸のはたらきを吸酸除炭作用と言います。酸素を吸って炭酸ガスを吐き出すことです。外部から必要なものを取り入れ、内部の不要物を排出する輩出する点においては食べることも同じです。呼吸は天の恵みであり、食事は地の恵みであると言えます。
また、呼吸は目に見えないものの出入りなので、食事に比べいくらでもイメージをふくらませることができます。息を吸うときは、宇宙のかなたからいのちの元を頂く。息を吐く苦時は、宇宙のかなたに感謝を添えてお返しする。そんな気持ちで呼吸をすると、狭い自己意識が、宇宙に広がっていって気宇壮大な境地が得られます。
ノーベル賞候補にあげられたことのあるベトナムの禅僧ティック・ナット・ハンは、次のような詩を詠んでいます。
息を吸って私は静か 息を吐いて私はほほ笑む
この今に生きることこそが 私には素晴らしい一瞬(ひととき)
呼吸は身体と心を結ぶ媒介のはたらきがあります。このティック・ナット・ハン詩を心の中で読みながら、前に紹介した小波浪息を繰り返し行ってみてください。宇宙に広がっていくのを感じることと思います。
また、呼吸は目に見えないものの出入りなので、食事に比べいくらでもイメージをふくらませることができます。息を吸うときは、宇宙のかなたからいのちの元を頂く。息を吐く苦時は、宇宙のかなたに感謝を添えてお返しする。そんな気持ちで呼吸をすると、狭い自己意識が、宇宙に広がっていって気宇壮大な境地が得られます。
ノーベル賞候補にあげられたことのあるベトナムの禅僧ティック・ナット・ハンは、次のような詩を詠んでいます。
息を吸って私は静か 息を吐いて私はほほ笑む
この今に生きることこそが 私には素晴らしい一瞬(ひととき)
呼吸は身体と心を結ぶ媒介のはたらきがあります。このティック・ナット・ハン詩を心の中で読みながら、前に紹介した小波浪息を繰り返し行ってみてください。宇宙に広がっていくのを感じることと思います。
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