リラックスの秘法「小波浪息」
前回で述べた「おいあくま」つまり、「怒る、威張る、あせる、くさる、まける」はいずれも、ストレスをもたらす感情です。言い換えますと、「イライラ、クヨクヨ、ビクビク」の状態です。
意志の力でこの状態から抜け出すことはできません。調和道丹田呼吸法の創始者である藤田霊斎師は、「上虚下実」の姿勢を創ることが心のコントロールに有効であると言いました。上半身をリラックスさせ、丹田を中心に下半身を充実させる姿勢です。
そして、「上虚下実」の姿勢づくりの簡単な方法として、小波浪息を提唱しました。その小波浪息の方法を紹介したいと思います。
まず正座でも椅子でもかまいませんが、腰をキッチリとたてて、肩や胸の力を抜いてすわります。特にミゾオチのあたりを緩めてユッタリとさせます。
そこからミゾオチとおヘソを少し近づけながら5・6秒かけて息を吐きます。状態は少し前かがみになります。次に、ミゾオチとおヘソの間を伸ばすようにして3秒ほどで息を吸います。
「呼主吸従」ということで、吐くときは心を込めて丁寧に行います。「ありがとうございます」と感謝の気持ちで吐くと心がこもります。吸うときは気楽に上体を伸ばすだけで充分です。
上腹部のユルミと心のこもって呼息によって、副交感神経が活性化しリラックスし「アクマ」が退散します。
コロナ禍にあって重苦しい世の中ですが、この簡単な呼吸法を実践して、心の余裕を回復して頂きたいと思います。
意志の力でこの状態から抜け出すことはできません。調和道丹田呼吸法の創始者である藤田霊斎師は、「上虚下実」の姿勢を創ることが心のコントロールに有効であると言いました。上半身をリラックスさせ、丹田を中心に下半身を充実させる姿勢です。
そして、「上虚下実」の姿勢づくりの簡単な方法として、小波浪息を提唱しました。その小波浪息の方法を紹介したいと思います。
まず正座でも椅子でもかまいませんが、腰をキッチリとたてて、肩や胸の力を抜いてすわります。特にミゾオチのあたりを緩めてユッタリとさせます。
そこからミゾオチとおヘソを少し近づけながら5・6秒かけて息を吐きます。状態は少し前かがみになります。次に、ミゾオチとおヘソの間を伸ばすようにして3秒ほどで息を吸います。
「呼主吸従」ということで、吐くときは心を込めて丁寧に行います。「ありがとうございます」と感謝の気持ちで吐くと心がこもります。吸うときは気楽に上体を伸ばすだけで充分です。
上腹部のユルミと心のこもって呼息によって、副交感神経が活性化しリラックスし「アクマ」が退散します。
コロナ禍にあって重苦しい世の中ですが、この簡単な呼吸法を実践して、心の余裕を回復して頂きたいと思います。
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