上虚下実と身体パフォーマンス
私たちがいつも大地に足をつけていられるのは、地球の引力のおかげです。一方回転する地球には遠心力も働いています。
「上虚下実」の姿勢が理にかなっているのは、地球の遠心力と引力それぞれに対応しているからだと思います。力みの抜けた上半身(上虚)は遠心力の顕現であり、どっしりとした下半身(下実)は引力の顕現と言えます。
引力は重さとして私たちにも実感できますが、遠心力は強い引力より弱いのであまり実感できません。遠心力を感じるには、かなりデリケートイな感性が必要で、それは上虚であることが必要です。
この感性が、身体のパフォーマンスを大きく左右します。走るにも、格闘技をするにも、踊るにも、楽器を演奏するにも、絵を描くにも、遠心力を感じる感性は大変需要なことです。
上虚下実を基本条件とする丹田呼吸法は、その意味でも非常に価値のある身心修養法なのです。
「上虚下実」の姿勢が理にかなっているのは、地球の遠心力と引力それぞれに対応しているからだと思います。力みの抜けた上半身(上虚)は遠心力の顕現であり、どっしりとした下半身(下実)は引力の顕現と言えます。
引力は重さとして私たちにも実感できますが、遠心力は強い引力より弱いのであまり実感できません。遠心力を感じるには、かなりデリケートイな感性が必要で、それは上虚であることが必要です。
この感性が、身体のパフォーマンスを大きく左右します。走るにも、格闘技をするにも、踊るにも、楽器を演奏するにも、絵を描くにも、遠心力を感じる感性は大変需要なことです。
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