息のはたらき
調和道丹田呼吸法の創始者である藤田霊斎師は、「息は、古きを吐き、新しきを吸い、以て臓を練り、意をもっぱらにし、精を積んで、神に通ず」という東洋の古典の言葉(出典不明)を挙げています。
古き(炭酸ガス)を吐き、新しき(酸素)を吸うのが呼吸とすると、息はそれだけではなく、内臓の鍛錬、心の集中、生命エネルギーの蓄積、さらには神と一体になるためのはたらきをしているというのです。
このように息というものは、非常に深い意味があるものなのです。
ところで、ラテン語の“spiritus(スピリタス)”、ヘブライ語の“ruah((ルアッハ)”、ギリシャ語の“pneuma(プネウマ)”という言葉は、風、息、霊と、3つの意味を表しているそうです(『風についての省察』松山康國著・春風社刊)。
これらの古典言語が、宇宙の息吹である風と、いのちの本質である霊、それと息が、同じ言葉の中に含まれていることにも、非常に興味がひかれます。
呼吸という無意識の行為を、もう一度再認識して質の高い息にまで高める工夫することが大切のようです。その質の高い息を体得する方法こそ、丹田呼吸法であるのです。
古き(炭酸ガス)を吐き、新しき(酸素)を吸うのが呼吸とすると、息はそれだけではなく、内臓の鍛錬、心の集中、生命エネルギーの蓄積、さらには神と一体になるためのはたらきをしているというのです。
このように息というものは、非常に深い意味があるものなのです。
ところで、ラテン語の“spiritus(スピリタス)”、ヘブライ語の“ruah((ルアッハ)”、ギリシャ語の“pneuma(プネウマ)”という言葉は、風、息、霊と、3つの意味を表しているそうです(『風についての省察』松山康國著・春風社刊)。
これらの古典言語が、宇宙の息吹である風と、いのちの本質である霊、それと息が、同じ言葉の中に含まれていることにも、非常に興味がひかれます。
呼吸という無意識の行為を、もう一度再認識して質の高い息にまで高める工夫することが大切のようです。その質の高い息を体得する方法こそ、丹田呼吸法であるのです。
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