修養のツボ
真言宗の開祖の空海は万芸の天才と言われています。、橋を架けたり灌漑事業を行ったり学校を開設したり。また詩文に長じ、能筆言えとしても名高く、サンスクリット語も中国語も堪能といった具合です。
その空海に、次の言葉があります。
それ気海微(すくな) しと 雖 も 忽 ち満界の雲を起こし、眼精至って小なれども、能く遍虚(へんこ)の物 を照らす。
ここで「気海」とは丹田とほぼ同意義で、下腹部の一点を指してい ると思われます。気海という下腹部の一点は、 全身から見ればわずかな部 分ですが、ここに気力を込 めれば、満天に雲をわき起 こすほどの力がある、とい うことです。
また眼精すなわち瞳は、きわめ小さなものなのに、宇宙のあらゆるものごとを見通すことが できる、というのです。
気海にしても眼精にしても、小さな部分が大きなはたらきをする「ツボ」というものです。 その大切な部分を磨いていくことが大事なのだとい うことです。
丹田呼吸は、気海あるいは丹田を錬磨するための最良の方法です。それによって、「満界に雲を起こし」、つまり龍が天 に昇って雲を起こすようなパワーが発揮で きる妙法です。ぜひ、実践してください。
その空海に、次の言葉があります。
それ気海微(すくな) しと 雖 も 忽 ち満界の雲を起こし、眼精至って小なれども、能く遍虚(へんこ)の物 を照らす。
ここで「気海」とは丹田とほぼ同意義で、下腹部の一点を指してい ると思われます。気海という下腹部の一点は、 全身から見ればわずかな部 分ですが、ここに気力を込 めれば、満天に雲をわき起 こすほどの力がある、とい うことです。
また眼精すなわち瞳は、きわめ小さなものなのに、宇宙のあらゆるものごとを見通すことが できる、というのです。
気海にしても眼精にしても、小さな部分が大きなはたらきをする「ツボ」というものです。 その大切な部分を磨いていくことが大事なのだとい うことです。
丹田呼吸は、気海あるいは丹田を錬磨するための最良の方法です。それによって、「満界に雲を起こし」、つまり龍が天 に昇って雲を起こすようなパワーが発揮で きる妙法です。ぜひ、実践してください。
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