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ほほえみの種まき

 お釈迦様を加えて過去七人の仏が、「あらゆる悪いことをしてはいけない。善いことは一所懸命やりなさい。自らその心を浄くする。これが仏の教えである」とい説いたということです。『七仏通戒偈(しちぶつつうかいげ)』と言われます。
 それは「悪いことをするな。善いことを行え」というものです。きわめて当たり前の教えですが、悪いこととは何か? 良いこととは何か? と改めて考え出すと難しい問題になってきます。

 戦後間もないころ、東京浅草の近くで「アリの街」という「バタヤ部落」で救済活動をしていた松居桃樓(とうる)さんは、思い切ってこの言葉を次のようにわかりやすく解釈しました。「悪いことをするな」を「一粒でも播くまい、ほほえめなくなる種は」と、そして「「善いことを行え」を「小さくても大事に育てよう、ほほえみの芽は」。
 ほほえめなくなる種をまくことほど悪いことはない。ほほえみの芽を育てることほど善いことはない。一見とっぴでもないような解釈ですが、じっくり考えてみると、なるほどなーと納得できます。
 ほほえみは、感謝しているとき、相手を好意的に見ているとき、高い視点から自分を洞察しているときなど、肯定的な心境のときに表れる表情です。
 ほほえもうとして顔をゆるめようとすると、かえって表情が硬くなってしまいます。これを、みぞおちあたりをゆるめると、自然に頬やや口元がやわらいできて、自然なほほえみが浮かんできます。
 これも丹田呼吸の偉大なる効用です。
 


 
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プロフィール

鈴木光彌

Author:鈴木光彌
1943年(昭和18)東京都葛飾区水元に生まれる
法政大学法学部卒
在学中は応援団に所属し、副団長を務めていたが、今も、人々に生きる勇気と喜びを鼓吹する応援団を任じている。、
昭和55年、公益社団法人調和道協会に入会し、丹田呼吸法を学ぶ
以来研鑚を重ね、現在養根塾を主宰して活動中
著書:「丹田湧気法入門」柏樹社(共著)、「丹田を創る呼吸法」BABジャパン、「丹田を創って『腹の人』になる」小学館、「藤田霊斎 丹田呼吸法」佼成出版社

【養根塾】
◇会場: 高輪アンナ会館
東京都港区高輪2-1-13
都営浅草線 泉岳寺駅A2口徒歩5分
◇日時:毎週火 1:00~3:00PM
◇会費:1000円/1回
自由ヶ丘教室 第2・4金 10:30AM
若葉教室 毎週金 6:00PMも併設
お問合せ 090-5405-4763 鈴木
Eメール
mitsuya@wf7.so-net.ne.jp

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