ほほえみの種まき
お釈迦様を加えて過去七人の仏が、「あらゆる悪いことをしてはいけない。善いことは一所懸命やりなさい。自らその心を浄くする。これが仏の教えである」とい説いたということです。『七仏通戒偈(しちぶつつうかいげ)』と言われます。
それは「悪いことをするな。善いことを行え」というものです。きわめて当たり前の教えですが、悪いこととは何か? 良いこととは何か? と改めて考え出すと難しい問題になってきます。
戦後間もないころ、東京浅草の近くで「アリの街」という「バタヤ部落」で救済活動をしていた松居桃樓(とうる)さんは、思い切ってこの言葉を次のようにわかりやすく解釈しました。「悪いことをするな」を「一粒でも播くまい、ほほえめなくなる種は」と、そして「「善いことを行え」を「小さくても大事に育てよう、ほほえみの芽は」。
ほほえめなくなる種をまくことほど悪いことはない。ほほえみの芽を育てることほど善いことはない。一見とっぴでもないような解釈ですが、じっくり考えてみると、なるほどなーと納得できます。
ほほえみは、感謝しているとき、相手を好意的に見ているとき、高い視点から自分を洞察しているときなど、肯定的な心境のときに表れる表情です。
ほほえもうとして顔をゆるめようとすると、かえって表情が硬くなってしまいます。これを、みぞおちあたりをゆるめると、自然に頬やや口元がやわらいできて、自然なほほえみが浮かんできます。
これも丹田呼吸の偉大なる効用です。
それは「悪いことをするな。善いことを行え」というものです。きわめて当たり前の教えですが、悪いこととは何か? 良いこととは何か? と改めて考え出すと難しい問題になってきます。
戦後間もないころ、東京浅草の近くで「アリの街」という「バタヤ部落」で救済活動をしていた松居桃樓(とうる)さんは、思い切ってこの言葉を次のようにわかりやすく解釈しました。「悪いことをするな」を「一粒でも播くまい、ほほえめなくなる種は」と、そして「「善いことを行え」を「小さくても大事に育てよう、ほほえみの芽は」。
ほほえめなくなる種をまくことほど悪いことはない。ほほえみの芽を育てることほど善いことはない。一見とっぴでもないような解釈ですが、じっくり考えてみると、なるほどなーと納得できます。
ほほえみは、感謝しているとき、相手を好意的に見ているとき、高い視点から自分を洞察しているときなど、肯定的な心境のときに表れる表情です。
ほほえもうとして顔をゆるめようとすると、かえって表情が硬くなってしまいます。これを、みぞおちあたりをゆるめると、自然に頬やや口元がやわらいできて、自然なほほえみが浮かんできます。
これも丹田呼吸の偉大なる効用です。
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