自力と他力
何事も、その道に達するには努力が必要なことは言うまでもありません。
一方では、功を焦らずにゆったりとした気持ちで淡々と実践することも大切です。自力と他力、どちらも大切のようです。
野口体操の創始者の野口三千三先生は、「負けて、参って、任せて、待つ」ことの大切さを説いています。その道を信じたら、あれこれ迷わず信じて任せきる、他力の心をすすめているのです。
「心の嘆きを包まず述べて、などかは下ろさぬ負える重荷を」と、讃美歌の一節にあります。私たちは、自分の努力によって生まれてきたわけでもないのに、必要以上に自分を意識して、力みかえって余計な重荷を背負いこんでしまっています。現在背負っている荷物に加えて、過去の公開という荷物、未来の不安という荷物も一緒に背負って、肩に食い込ませています。
こんな時こそ、「負けて、参って、任せて、待つ」他力の心が必要です。
自力か? 他力か? 迷うところです。
丹田呼吸法による腹づくりを説いた、調和道道祖藤田霊斎先生は、上腹部(みぞおち)の力を抜いて柔凹(じゅうおう)にし、下腹部(丹田)を充実させること、すなわち「上虚下実」にすることを説きました。上腹部は任せきって他力を表し、下腹部はしっかりと構えて自力を表すということです。
自力と他力を使い分けること。これも腹のできた人のすぐれた力の一つです。
一方では、功を焦らずにゆったりとした気持ちで淡々と実践することも大切です。自力と他力、どちらも大切のようです。
野口体操の創始者の野口三千三先生は、「負けて、参って、任せて、待つ」ことの大切さを説いています。その道を信じたら、あれこれ迷わず信じて任せきる、他力の心をすすめているのです。
「心の嘆きを包まず述べて、などかは下ろさぬ負える重荷を」と、讃美歌の一節にあります。私たちは、自分の努力によって生まれてきたわけでもないのに、必要以上に自分を意識して、力みかえって余計な重荷を背負いこんでしまっています。現在背負っている荷物に加えて、過去の公開という荷物、未来の不安という荷物も一緒に背負って、肩に食い込ませています。
こんな時こそ、「負けて、参って、任せて、待つ」他力の心が必要です。
自力か? 他力か? 迷うところです。
丹田呼吸法による腹づくりを説いた、調和道道祖藤田霊斎先生は、上腹部(みぞおち)の力を抜いて柔凹(じゅうおう)にし、下腹部(丹田)を充実させること、すなわち「上虚下実」にすることを説きました。上腹部は任せきって他力を表し、下腹部はしっかりと構えて自力を表すということです。
自力と他力を使い分けること。これも腹のできた人のすぐれた力の一つです。
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