塞翁(さいおう)が馬
塞翁という人が飼っていた名馬が逃げてしまいました。塞翁は全然がっかりするそぶりも見せません。そのうち逃げた馬がすごい駿馬を連れて帰ってきました。しかし塞翁は別に大喜びする風もありません。そしてその駿馬に乗った息子が落馬して足の骨を折る大けがを負ってしまいます。塞翁は、「こんなこともあるさ」と平気な顔です。その息子は、その怪我のために戦争に行かず、生き延びることができました。
中国の古典『淮南子』にある、 「万事塞翁が馬」というお話です。
悪いことが起きると、大概の人は失望し気持ちが暗くなります。その暗い気持ちが、暗い運命を引き起こしてしまいます。逆に良いことが起きると、とかく有頂天になります。その有頂天の気持ちが、心のスキとなって失敗をもたらします。
失意の時も取り乱さず、得意の時も調子にのらない。そんな物事に一喜一憂しない人を腹の人というのだと思います。
中国の古典『淮南子』にある、 「万事塞翁が馬」というお話です。
悪いことが起きると、大概の人は失望し気持ちが暗くなります。その暗い気持ちが、暗い運命を引き起こしてしまいます。逆に良いことが起きると、とかく有頂天になります。その有頂天の気持ちが、心のスキとなって失敗をもたらします。
失意の時も取り乱さず、得意の時も調子にのらない。そんな物事に一喜一憂しない人を腹の人というのだと思います。
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