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小よく大を制す

 調和道丹田呼吸法の創始者である田霊斎師は、真言宗智山派の僧侶でした。ですから、弘法大師空海(宝亀5〈774〉~承和2〈(835〉)を尊崇してやみませんでした。
 以下は、空海の言葉です。

  それ気海(きかい)微(すくな)しと雖(いえど)も忽(たちま)ち満界(まんかい)の雲を起こし、眼精(がんせい)至って小な   れども、能 (よ)く遍虚(へんこ)の物を照らす。
 
 気海はヘソの下一寸半、丹田より一寸半ほご上部ということですが、丹田と共に下腹部一体を総称していると思われます。下腹部は、全身から見ればわずかな部分ですが、ここに気力を籠めれば、満天に雲をわき起こすほどの力がある、ということです。そして眼精すなわち瞳は、きわめ小さな部分ですが、宇宙のすべてを見通すことができる、というのです。

 気海にしても眼精にしても、ごく小さな部分が大きなはたらきをしているということです。その大切な部分を知って、そこを磨いていくことが大事なのだということです。
 調和道丹田呼吸法は、気海丹田の小部分を磨き充実させて、龍が天に昇って雲を起こすようなパワーを発揮しようとするものです。 
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プロフィール

鈴木光彌

Author:鈴木光彌
1943年(昭和18)東京都葛飾区水元に生まれる
法政大学法学部卒
在学中は応援団に所属し、副団長を務めていたが、今も、人々に生きる勇気と喜びを鼓吹する応援団を任じている。、
昭和55年、公益社団法人調和道協会に入会し、丹田呼吸法を学ぶ
以来研鑚を重ね、現在養根塾を主宰して活動中
著書:「丹田湧気法入門」柏樹社(共著)、「丹田を創る呼吸法」BABジャパン、「丹田を創って『腹の人』になる」小学館、「藤田霊斎 丹田呼吸法」佼成出版社

【養根塾】
◇会場: 高輪アンナ会館
東京都港区高輪2-1-13
都営浅草線 泉岳寺駅A2口徒歩5分
◇日時:毎週火 1:00~3:00PM
◇会費:1000円/1回
自由ヶ丘教室 第2・4金 10:30AM
若葉教室 毎週金 6:00PMも併設
お問合せ 090-5405-4763 鈴木
Eメール
mitsuya@wf7.so-net.ne.jp

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