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張る気

 気というものは、散らしてはいけません。注意散漫というやつで、怠惰で、腑抜けで、やる気の無い状態です。かといって緊張して、気が凝るのもよくありません。
 幸田露伴は、気は散っても凝ってもだめで、気は張らなければならないと言っています。張る気とは、身心の統一が取れて、余分な力が抜けて気合十分、気力がみなぎっている状態です。
 この張る気が身心に実現した状態が、上虚下実ということです。
 上虚とは、あらゆる方向に自在に動き出せる状態です。「水は方円の器に従う」というように、即時適正な方向に対応できることです。一方下実とは、ドッシリと安定した状態です。
 いわば、上虚とは上体の気が八方に広がっていく感じですあり、下実は気が丹田(腰腹)に向かって集約する感じです。
 丹田呼吸法を実修していると、上虚下実が身について、気を常に張っておくことができるようになります。
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プロフィール

鈴木光彌

Author:鈴木光彌
1943年(昭和18)東京都葛飾区水元に生まれる
法政大学法学部卒
在学中は応援団に所属し、副団長を務める
今も、人々に生きる勇気と喜びを鼓吹する応援団を任じている
昭和55年、公益社団法人調和道協会に入会し、丹田呼吸法を学ぶ
以来研鑚を重ね、現在養根塾を主宰して活動中
著書:「丹田湧気法入門」柏樹社(共著)、「丹田を創る呼吸法」BABジャパン、「丹田を創って『腹の人』になる」小学館、「藤田霊斎 丹田呼吸法」佼成出版社

【養根塾】
◇会場: 高輪アンナ会館
東京都港区高輪2-1-13
都営浅草線 泉岳寺駅A2口徒歩5分
◇日時:毎週火 1:00~3:00PM
◇会費:1000円/1回
自由ヶ丘教室 第2・4金 10:30AM
若葉教室 毎週金 6:00PMも併設
お問合せ 090-5405-4763 鈴木
Eメール
mitsuya@wf7.so-net.ne.jp

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