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浩然の気を養う

  儒教は「孔孟の教え」とも呼ばれるように、孔子に次いで孟子が重要な地位を占めています。「浩然の気を養う」は、その孟子の言葉として有名です。
  「我れ善くわが浩然(こうぜん)の気を養う。あえて問う。何をか浩然の気と謂(い)う。曰く。言い難き。其(そ)の気たるや。至大至剛(しだいしごう)。直をもって養いて害するなければ、則ち天地の間に塞(ふさ)がる。(『孟子』公孫丑(こうそんちゆう)上篇)」

 『孟子』は、中国の儒学者孟子(紀元前372?~紀元前289)の言葉をまとめた書物です。弟子の公孫丑に、「修行のために何をしたらよいのでしょうか?」と問われた孟子は、「私は浩然の気を養う」と答えました。そこで弟子の公孫丑は、「では浩然の気とは何ですか?」と問いました。それに対して孟子は、「それは言葉では言い難い。限りなく広大で限りなく強靭なものである。正直な心を養って執着することが無ければ、天地いっぱいに広がるものだ。」と答えました。

 寒中の中から梅の香がただよってくるときなど、「浩然の気」を感じることができます。この浩然の気を養うには、正直な心と、ものごとに執着しないおおらかな心が大事だよと、孟子は、弟子の公孫丑に答えています。
 それに加えて、調和道丹田呼吸法を一心に実修することも、浩然の気を養う大切な方法です。
 孟子も呼吸法を実践していたようですので、この考えには大賛成されると思います。
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プロフィール

鈴木光彌

Author:鈴木光彌
1943年(昭和18)東京都葛飾区水元に生まれる
法政大学法学部卒
在学中は応援団に所属し、副団長を務める
今も、人々に生きる勇気と喜びを鼓吹する応援団を任じている
昭和55年、公益社団法人調和道協会に入会し、丹田呼吸法を学ぶ
以来研鑚を重ね、現在養根塾を主宰して活動中
著書:「丹田湧気法入門」柏樹社(共著)、「丹田を創る呼吸法」BABジャパン、「丹田を創って『腹の人』になる」小学館、「藤田霊斎 丹田呼吸法」佼成出版社

【養根塾】
◇会場: 高輪アンナ会館
東京都港区高輪2-1-13
都営浅草線 泉岳寺駅A2口徒歩5分
◇日時:毎週火 1:00~3:00PM
◇会費:1000円/1回
自由ヶ丘教室 第2・4金 10:30AM
若葉教室 毎週金 6:00PMも併設
お問合せ 090-5405-4763 鈴木
Eメール
mitsuya@wf7.so-net.ne.jp

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